日光一筆龍の由来

 1954年(昭和29年)に、初代「髙瀨 富一」が日光東照宮の表参道にて、墨を使い一筆で龍の胴体を一気に描きあげたのが始まりになります。

 墨画のみならず、日光東照宮内の龍のように鮮やかな彩色をする技を考案したことにより、さらなる躍動感と魂を吹き込んだ技法の礎は、今の時代にも忠実に継承されています。

1954年(昭和29年)撮影 日光東照宮 表参道にて

 

日光一筆龍について

 龍は仏法に於いては神獣・霊獣とされており、開運・招福・除災・守護の神として崇められて伝えられています。
 龍画を縁起物として室内に飾り、龍が持つ宝珠の玉に自身の夢や希望の想いを込め、どんな苦境にもめげずに「頑張る」というきっかけとして、少しでも心の支えとなって多くの人に喜んでいただけたら幸いでございます。

初代 髙瀨 富一 作 龍画 (1954年作成)

一筆龍の歴史

  • 1952年(昭和27年)
    初代 富一 が墨画の一筆龍と出会い、技法を習得する修行に入る。
  • 1953年(昭和28年)
    初代 富一 が「龍祥」の画号を貰う。
  • 1954年(昭和29年)
    日光東照宮 表参道にて実演販売を開始。
  • 1965年(昭和40年)
    二代目 薫 が「龍昇」の画号を貰う。
  • 1966年(昭和41年)
    初代龍祥と二代目龍昇が親子で表参道での実演販売を行う。
  • 1971年(昭和46年)
    初代「龍祥」が引退し、二代目「龍昇」に継承する。
  • 1999年(平成11年)
    日光東照宮が世界文化遺産に登録される。
  • 2004年(平成16年)
    三代目 文子 が「龍正」の、四代目 千恵子 が「龍寿」の画号を貰う。
  • 2006年(平成18年)
    二代目「龍昇」が死去。それに合わせて世界文化遺産登録により参道での営業ができなくなり、約52年続いた表参道での営業に幕を下ろす。
    三代目「龍正」が二代目「龍昇」の意思を引き継ぎ、東武日光駅前物産店の軒先にて実演販売を再開させる。
  • 2007年(平成19年)
    店舗移転。
  • 2015年(平成27年)
    区画整理のため仮店舗へ移転。
  • 2017年(平成29年)
    仮店舗より現店舗へ移転。
     
     

一筆龍の作家

日光一筆龍 三代目 「龍正」 - 高瀬文子
1950年(昭和25年) ~ 現在
 

メディア掲載情報

テレビ東京 いい旅夢気分 (来店者:笹野高史様 小野寺昭様)

日本テレビ ヒルナンデス (来店者:ライセンス様 眞鍋かおり様 島崎和歌子様)

テレビ東京 気軽に近場へ (来店者:見栄晴様)

BSイレブン すてきな写真館 (来店者:とよた真帆様)

日本テレビ ヒルナンデス (来店者:阿佐ヶ谷姉妹様)

テレビ東京 昼めし旅 (来店者:八代亜紀様 ペナルティ ヒデ様)

テレビ東京 土曜スペシャル (来店者:TOKIO 松岡昌宏様 ヨネスケ様)  等